さらなるご支援を(福祉経営余話)

文責:理事長 岩崎 俊雄
 
 去る6月25日に開催した令和元年度定時評議員会において、理事及び監事全員の再任と、新定款の規定に基づく会計監査人として監査法人彌榮会計社を選任する議案等が承認されました。監査法人の合併、法人名称等の変更はありましたが、太陽有限責任監査法人に関係されていた松井先生、宮内先生はじめ多くの公認会計士の先生方に、自主監査事業として10数年にわたりご指導いただき、本会の財務規律や透明性が確立してきました。改めて、心よりお礼申し上げます。
 引き続いて開催した新たに選任された役員による理事会において、理事長、常務理事、統括会計責任者、さらには第三者委員の再任と岩本ツル氏の顧問、本間政和氏の相談役就任が可決されました。本格的な社会保障改革が進行する中にあって、今後2年間にわたり法人経営の責任を負うことになるわけで、身の引き締まる思いでおります。改めて、皆様方のこれまで同様のご指導・ご支援を賜りますよう、お願いする次第です。
 相前後して、日本社会事業大学の神野直彦学長と福祉法人経営学会の京極高宣会長等が視察に見えられました。これを機会に、両先生から社会保障改革の方向性等についてのご講演をいただきました。老後に必要な資産が話題となっていますが、福祉の第一線で実践している私どもにとっては、「どうなる、どうする社会保障・社会福祉」は避けて通ることのできない大きな課題です。新たな任期を迎えた私としては、両先生の示唆に富む講演内容や個人的にご指導いただいた内容を改めて噛みしめ、これからの法人経営に活かしていきたいと考えています。
 冒頭に申しあげたとおり、前年度の会計監査は太陽有限責任監査法人と監査法人彌榮会計社の二重の会計監査ともいうべき状況に加え、昨年度決算は経営指標ともいうべき、いわゆる収支差率が減少し、本会の経営の合理化・効率化が大きな課題として急浮上し、憂鬱な日々を過ごしておりました。
そんな中にあって、ある夜、隣に住む孫たちが事務所の裏で、岩船山から続く水路付近を飛び交う無数のホタルの灯りに見とれていました。岩船山にお祀りしている恩人、仲間からの『真心のこもった愛の定期便』ともいうべき幻想的な光のプレゼントです。その柔らかな灯りに心が和み、疲れを忘れ、新たなる勇気が湧いてきました。

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