年頭に当たって(福祉経営余話)

記録文責:理事長 岩崎俊雄

 新年明けましておめでとうございます。本年も旧年同様のご指導・ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
 昭和49年、障害者福祉向上に寄与すべく『すぎのこ会設立発起人会』を結成して以来、40年の月日が流れました。翌年に厚生大臣の認可を受けましたが、発起人会を含め、これまで当会にお寄せいただきました多くの皆様方のご厚情に対しまして、改めて心より感謝とお礼を申し上げます。
 さて、日本の福祉制度は、行政処分として福祉の恩恵を受ける措置制度として展開されてきましたが、利用者と事業者が対等な関係でサービスを利用する契約制度に移行し、特に障害者福祉制度はここ数年の間に、急速、かつ抜本的な見直しが行われ、法的にも完備されてきました。
 一方、主として財源問題から、社会保障と税の一体改革の議論にみられるような社会福祉、社会保障の在り方の見直しも始まっています。本格的な少子高齢社会を迎え、高福祉を誰が支えるのか、持続可能な制度を維持するための税負担はどうあるべきなのか、という国の基本的な姿勢そのものが問われているのです。
 このような自己決定・自己責任、自助努力が求められる中にあって、社会福祉法人制度も大きな転換期を迎えています。社会福祉法人に期待されるものは何か、果たすべき役割は何か。社会福祉、社会保障の在り方が根本的に問われる中にあって、今何をなすべきか、関係する私たち自らが真剣に考え、実行することが求められているのではないでしょうか。
 発起人会結成40年という記念すべき年の年頭に当たり、故人となられた発起人の皆様に敬意を表するとともに、障害者は勿論のこと、高齢者、児童等あらゆる市民のためのトータルサポート(地域包括支援)システムを構築すべく、決意を新たにしました。

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